私が会社員(25歳)の時に出会った地雷男とのエピソードをご紹介します。
- 彼の奥さんから電話で問い詰められた後の私への言い訳
- 完全に既婚だと分かってからの苦悩と結末
- 職場で評判の良い地雷男に引かからないようにするための教訓
をお話しします。
- 登場する地雷男:同じ会社の上司(34歳)
- 地雷男との顛末:約半年付き合い、その後破局
- 地雷度:★★★★☆
福岡在住R・Mさん。会社員。白石美帆似、痩せ型、身長163cm。
地雷男と出会ったきっかけは、同じ会社の同僚だったこと。最初の印象は恋愛対象外。
地雷男である元彼と出会ったのは会社で、わたしの勤めていた会社に中途採用で入社してきたのが彼でした。
誠実な見た目でとにかく仕事ができる、また周りからの信頼も厚く頼りになる先輩でした。
肉食系な雰囲気はなくどちらかというと草食系で、出会った頃はまったく恋愛対象でもありませんでした。
また、部署も違ったので接点もほとんどありませんでした。
恋に発展したのは私が彼の直接の部下になってから。
彼の入社から1年ほど経った頃わたしが部署異動となりました。
彼と同じ部署、しかも部下と上司の関係になりました。
ここから関係性が徐々に変わっていきます。
彼とは、日ごろ常に仕事を一緒に行うペアになり、仕事の時間中はほとんど2人での行動。
しかも、出張も2人きりということが多くありました。
男性として好きという感情よりも、まず仕事がすごくできる頼れる上司として、彼のことが好きになりました。
上司でありながらも部下の思いを受け入れてくれ、仕事も非常に順調でした。
元々仕事終わりに2人で食事に行くことは多かったですが、付き合い出す数ヶ月前からは頻度が増しました。
週に2.3回は一緒に帰り食事をしていました。
彼はお酒も飲まず毎回自宅まで車で送ってくれ、非常に紳士でした。
そうこうしているうちに次第にスキンシップも増え、彼の気持ちにも気づきました。
そして、わたしにいつのまにか芽生えていた恋心にも気づきました。
彼(地雷男)との両思いが発覚してからも公私ともに順調でした。「あの日」までは
お互いの感情を確かめるような形で交際がはじまりました。
仕事熱心で平日休日問わず忙しい彼でしたが、私は仕事に向き合っている彼が大好きでした。
彼の仕事を、会社でも、そしてプライベートでも支えていました。
またデートの時間は仕事により少なかったですが、限られた時間で旅行などに連れて行ってくれました。
会社の他の同僚には内緒の関係でしたが、公私混同することなく、仕事は仕事として集中できるようなとてもいい関係でした。
そんなある日、会社に私あての電話がかかってきました。
会社にかかってきた恐怖の電話の主は、彼の妻と名乗る女性だった
電話口の女性は、彼の苗字を名乗りました。
そして、衝撃の情報を口にします。
「私は彼の妻だが、あなたは知っているのですか?どういう関係なのか?」という内容でした。
私は驚きすぎてまともに返答もできませんでした。
ただただ、相手に罵倒されるだけで電話は切られてしまいました。
電話を切ったあとの残りの就業時間もなかなか集中できませんでした。
彼に聞くべきか悩み、仕事終わりに少し時間を欲しいとお願いしました。
そして、彼に、彼の妻を名乗る女性から電話を受けた事を伝えました。
妻を名乗る女性は、実は元カノだった?!彼に「待ってくれ」と言われて月日が経ちました。
全て私から聞いた彼は、「ごめん、元カノだ」と言いました。
その内容はこうです。
- 元カノとは5年近く付き合っていて、家族や家庭環境が合わず別れに至ったということ
- 私と付き合うようになってからも元カノから執拗に連絡がかかってきていたこと
- いつも彼の近くにいた私の存在に気づき、関係が怪しいと思い電話してきたのだろう
とのことでした。
私にはよく理解できない状況でした。それでも、
- わたしのことが好きだ
- 別れたくない、
- 元カノにちゃんと説得できるまで待ってくれ
と言われました。
しかし、1・2ヶ月ほど心配をしながらも待っていましたが進展もほとんどしませんでした。
「元カノ」との恐怖の直接対面!彼の本性が暴かれた衝撃の結末
ある日、街中で「元カノ」に、声をかけられました。
元カノは私の顔を知っていたようです。
いきなり街中で罵声をあげられました。
すると、その場でも「私は彼と結婚している」という話をしていました。
これでは話しても意味がないと感じ、その場で彼に電話をし現場に来てもらいました。
3人で場所を移動し、話し合いが行われました。
そこで分かった事実は、彼は既婚者ということでした。
しかも、私に既婚がバレた日から、私に「待っていてくれ」と説明してくれていた間に入籍をしていました。
彼の言っていることが理解できず、また元カノ、正しくは奥様から酷く汚い言葉をずっと浴びさせられていたので、堪らずその場を後にしました。
地雷男と判ってからの私への言い訳と嘘、そして地雷男への信頼感のゆらぎ
私は起きている現実を理解することができず、また誰にも相談することができずすごく苦しみました。
後日彼と話す機会がありましたが、
- 無理矢理入籍させられた
- 籍を抜いてわたしの元へ戻ろうと思っていた。
- そしてわたしのことがまだ好きだ
と言いました。
ですが、彼はまた私に嘘をついていました。
もしかしたら奥さんにも問題があったかもしれません。
ですが、全ての私に降りかかったトラブルは彼の嘘があったから始まったことです。
私は一気に彼を信じれなくなり、彼に対する愛情はまったくなくなってしまいました。
会社での居心地も悪くなり、ついに会社を続けることに耐えられなくなりました
しかし、プライベートと関係はなくなっても、会社では必然的に会話をしなければいけません。
わたしは公私混同させない自信がありましたが、彼は出来ませんでした。
また会社でペアの関係を奥様が許しませんでした。
部外者である奥様が会社に電話をかけてきて、「部署異動をさせろ」等などの文句を言ってくる始末でした。
結果わたしはその場に耐えられず、仕事を辞めることになりました。
地雷男と見極められなかった私の落ち度と教訓。仕事とプライベートの姿は別人と捉えるべし。
誠実な見た目、また誠実な職場での態度をみていたぶん、彼の本性を見破れなかった点はわたしな落ち度だと思います。
なぜなら、会社でのふるまいで彼を信用しきっていたからです。
「仕事」と「恋愛」は全く別物なのに。
人は見た目で決まりません。そして、見た目で決めてはいけません。
誠実で大好きだった彼が、とんでもない嘘つきで優柔不断な男性ということも大いにありえます。
特に、仕事が出来たり、職場での評判が良かったりするのは、必ずしも恋愛でも誠実とは限りません。
職場での男性とを恋愛対象として考えるなら、仕事以外の部分は別と捉えることも大切です。
職場で紳士でも、プライベートが全く別人の男性も居ます。
そのうえで、ちゃんと見極め、そのうえであなたのことを心から愛してくれ、大切にしてくれる人とお付き合いすることをお勧めします。